2010年日韓技術交流フォーラム
    
       2010年1月12日 地球市民機構会議室

           開 催 主 旨
韓国産業界の重鎮、金鉄佑氏のご来日に際し、氏を囲んで日韓技術交流、日韓中小企業の
発展の道を探る。
氏は韓国科学技術研究院研究室長,韓国最大の製鉄会社である浦項(ポハン)製鉄の副社長
を歴任。現在、大田広域市に本部を置き、韓国内の中小企業の育成・発展を目指す(社)
韓国テクノマートの理事長として環黄海産学官協力を積極的に推進されている。
氏はこれまで1)1516年かけて、韓国国内220大学を、2000の優良企業をつなぐ産学研の
コンソーシャムを創設し、何十万もの特許アイデアを実用化する資金投資システム(企業
25%出資、官界が75%出資)を構築した。
2)環黄海科学技術相互交流セミナーを中国、日本(九州・北陸)、韓国で開催。東アジアの
 技術交流に努めて来た。韓国では経済産業省部、通産商工部、産業資源部、現在は知識経済
 部と教育科学部が窓口となっている。中国は商工部、科学技術部が窓口であるが、教育部
 も入る予定。既に北京大学以下
20大学が加入。日本では九州大学を中心に北九州が熱心である。
 産学官研連携ビジネスフォーラムは(1)技術交流 (2)・人材交流 
 (3)貿易投資を
3つが主な活動。
3)(財)テクノマートジャパンは通産省傘下の機関として長年産業技術のは発展に貢献
  してきたが
2002年解散。金博士はその公益性に鑑み、韓国の中小 企業庁と連携しながら
  理事長として再生に取り組んでいる。今回は海野和三郎博士発案の「太陽エネルギー工法」
  に
関心を寄せ、韓国で実用化を検討することも含め来日。下記の通りフォーラムを開催する
  次第である。東アジアの技術交流にご関心ある専門家各位の積極的ご参加を期待しています。

     主催:地球市民機構 
     協賛:NPO法人未来構想戦略フォーラム、日本ビジネスインテリジェンス協会

   講演金鉄佑博士「日・韓・中技術交流の展望」       15:15-16:15
          詳細はDVDをご視聴ください。金鉄佑氏論文紹介

      海野和三郎博士「太陽エネルギー工法の実用化への展望」16:15-16:30

      
小山清二氏特許庁審査・経済産業技官 「産業化有望な幾つかの技術」
                                
 16:30-45

      参加者を交えフリーディスカッション 16:30-17:30