日 時: 2010年10月29日(金)
記者会見 13:00~15:00
パーティ(2F) 15:00~17:00場 所: Seoul Royal Hotel(3F)
住 所 : ソウル市 中区明洞1街6
Tel:02-756-1112 Fax:02-756-1119会見者: 創生ワールド㈱/深井総合研究所㈱
開 催 趣 旨
代表取締役社長 深井 利春
20世紀は火の世紀といわれ、石油・石炭などの化石燃料が使われ、その結果、
地球温暖化を始め様々な環境問題を引き起こしてしまいました。そのため、
化石燃料から水素ガスへの転換が必要となってきています。水素ガスは本来、燃えてしまえば水に変わり、クリーンというだけでなく、
いろんな特徴を持っています。燃料電池として、高温を発する、燃えるだけ
の燃料ではない未知数のエネルギーとされています。現在、水素ガスの製造方法はいくつかありますが、問題点も抱えています。
①製造するために、大きな工場(プラント)が必要である。
②高圧で(300気圧~700気圧)にして、運搬しなければならない。
③低温・低圧(100℃以下、1MPa以下)では、水素ガスは生成できない。製造並びに、輸送に危険性があるために、化石燃料に代わる第3のエネルギー
になるには、大きな壁が立ちはだかっています。
長野県上田市にある深井環境総合研究所㈱は、水素エネルギーを世界で最も安い
コストで生成する技術を開発しました。開発された新技術は、機能水を熱湯状態にし、アルミニウムまたは、マグネシウムを
添加し水素を生成します。水素の生成量は、アルミニウム1gあたり2.0ℓ。マグネシウム
1gあたり3.3ℓ。(詳しくはビラ参照)1kWhの発電に必要な水素を15円前後のコストで生成することが可能です。
今回の新技術は、世界で最も安い水素生成法となります。従来の水素生成技術は、水蒸気改質、電気分解、あるいは光触媒やなどがあり、
いずれも効率性やコストの面で問題を抱えています。(詳しくはビラ参照)水素を発生させるためには、水分子(H)を他の分子との結びつきからほどく必要が
あります。その結びつきが強いため、水素を生成させるためには高エネルギーが必要
となり、コストがかかるのが現状です。今回、深井環境総合研究所㈱が開発した技術は、従来の水素生成技術が抱える問題を
克服しました。開発した技術は、機能水にアルミニウムを添加するだけで、エネルギー
もコストもほとんど必要としません。水素が多量に発生する理由は機能水にあります。機能水は水素が発生しやすい状態に
あり、アルミニウムとの反応により多量に水素が生成されます。機能水も、水道水を天然鉱物の入った器械に通過させるだけで作られる水のため、エネル
ギーはかかりません。開発者、代表取締役の深井利春氏はこう語ります。「将来この技術を活用すれば、ガソリン
も電気も必要なく、水だけで車を走らせることができます。水は将来、石油燃料に代わる
エネルギー資源になります。さらに研究を進め、0コストで水素を生成する技術も開発中です。
一般家庭でも水素を生成することが可能になり、水素による自家発電、自家給油も夢では
ありません」。実際に会見の場で水素を生成する場面をお見せいたします。
※水素エネルギーに関する実験映像。(http://www.hydrogen-energy.jp/)水素ガスの生成方法には、次のような方法があります。
1、 蒸気改質
①石油系の溶液を700℃~800℃で蒸気化またはガス化し、
②水も高温で蒸気化して、
③窯で反応させて、水素ガスを取る方法現時点では、ほとんどがこの方法に依存していますが、石油系燃料に依存するので、
CO2を発生すること。3 か所で高温・高圧処理が必要なため、大きなエネルギーが要る
という問題点があります。また、輸送及び活用するにあたって高圧タンクが必要です。2、 電気分解
高電圧にして酸素と水素を取り、それぞれを分けて貯蓄する方法。
これも小型では生産性が悪く、大型にして水素ガスをとりますが、入力と出力のバラ
ンスが取れていません。また、大型なので輸 送コストがかかります。
(300気圧~700気圧)。
3、 触媒を使う方法
近年、金属触媒に注目が集まり、それぞれ研究がなされています。これまでチタンなどを
使った水素ガス発生方法が開発されていますが、高価なため実用化できませんでした。
最近、米国エネルギー研究所の委託を受けて、カリフォルニア大学・バークレー校で、
モリブデンーオキソ錯体で水と反応させて水素ガスをとる方法に成功しています。
このモリブデンーオキソ触媒は、これまでのアミノ酸や有機共溶剤を使わずに水から
水素ガスを取り出しますが、それでも1キロ当たり数十万という価格がします。
安価とはいっても、プラチナの価格に比べてのことです。また、日本のいくつかの大学においても、活性アルミニウムや活性マグネシウム
(粉末にして熱処理されたもの)を使った実験がされていますが、やはり1キロ
当たり数百万かかります。水素ガス発生が目的ではなく、発熱量を取るために、強酸液や強アルカリ液と
混ぜてとる方法もあります。ただし、弱酸性や弱アルカリでは反応しないこと
も知られています。4、 熱分解
水を3000℃~4000℃に熱し、水素をとりだす方法。現実には、不可能です。
5、自然のエネルギー
自然界には、効率のよい酸化還元酵素がありますが、本来の自然環境下でなければ
不安定なため、現実的ではありません。これらの全ては、水はどんな水でもよいと
いう水を選ばない基本からスタートしており、触媒となるものの研究がなされた結果
です。
連絡先:深井環境総合研究所株式会社〒386-0041長野県上田市秋和195-3 E-mail:fukaisouken@soseiworld.co.jp
TEL: 0268-27-3750, FAX:0268-27-3740
URL:http://www.fukaisouken.jp/http://www.fukaisouken.jp/en/
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Date/Time: October 25, 2010
Press conference: 13:00 Reception: 15:00
Venue: The Midtown Executive Club
40 West 45th Street, New York, NY 10036
記者会見・公開実演の日程【日 時】2010年10月25日
記者会見13:00 パーティ15:00
会見者のプロフィール
名前
肩書き
深井 利春
深井環境総合研究所㈱ 代表取締役
社団法人臨床医学情報・医学理事/東京福祉大学社会福祉 非常勤講師小川 誠一
東京福祉大学名誉教授 医学博士(社)臨床医学情報協会常務理事
愛知医科大学非常勤講師 名古屋掖済会病院委託鶴野 省三
NPO日本スターリングエンジン普及協会理事長
防衛大学校名誉教授・工学博士大坪 亮一
NPO法人プロトン医学研究所理事 生化学博士