第5分科会 国連・市民・NGOとのネットワーク
 
 
 司会役の上田正雄と申します。

千葉県市川市生まれ。20代後半からボランティア活動を始め、現在は会社員生活の傍ら、
いちかわグリーンネットワークでの環境活動、福祉問題を考える会事務局長、地球村市川支部
幹事、地域の人達の交流の場、NPO法人楽舎の代表なども務め、さまざまな団体のパイプ役
として活躍中。

吉松栄子

1957年福島県生まれ 看護師 福島県立医科大学付属看護学校卒業 同病院看護師として1
0年間勤務 1997年初めてミャンマーを訪れる その後毎年1〜2回訪問し支援活動を行う
ミャンマー・サポート・プラン事務局長、ミャンマー活動歴12年。

 ミャンマー支援NGO活動   ⇒  PowerPoint へ

1. ミャンマー支援は1997年5月から。

2. 大型サイクロン「ナルギス」(5月2,3日) 3,サイクロンによる水害 4, サイクロンの被害
5. 現在、被災者を取り巻く環境 6, 物価高9月(今年3月) 7, 3ヶ月が過ぎた8月

8.
190名の里親奨学金授与式(1997年,8名より出発、今までに305名に援助
9. 文部省庁内での授与式 10, 里親からの挨拶文の表示 11, 里親からの嬉しい手紙
12. 里親の手紙の紹介 13, 里親の気持ち 14, 不思議と似ている里親
15. 子供たちに一番必要な物(傘、Tシャツを送る) 16, 裸足の子供たちに草履を届ける
17. 学校への就学率 18, 夢の実現まであと少し(法学部、医学部に通う学生)

19. 僧院への支援  20, 僧院に集った人々 21, 衣類
22. 食事を振舞う(主食、モヒンガー)23, いつも元気な孤児院の子供たち(40名入所)

24. 集団生活の中で結核が・月3000円かかる)25, 里親が通う学校の修理,天井,壁,フェンスの修理
26. 教室の中窓を作る    27, 貧困が女性にもたらすもの・・・女性が自立が必要
28. 貧困の一番の犠牲者は子供 29, 2008年2月7日開校(桜専門学校を開設)講師は日本のメンバー

30. 洋裁コース(シュール、レース、ネックレス、ピアスセット)デザインは私が作りました。

31. トイレ建設 
32. 学校プロジェクト、歯ブラシ授与 33. 子供たちの笑顔は何処も同じ

34. 里親募集 年間 14000円(一人当たり







  へそバサミプロジェクト 

    

  デザイナーTmanao Design 主宰  武蔵野美術大学講師

1972年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。日本人として初めて、ベネトンへ参加。
主に国連団体との共同企画。世界80カ国で発刊されているビジュアルマガジーン『Colors』の
アートディレクターを務める。帰国後、デザイン企画、CM制作、展覧会、ボランティア、
ワークショップまで幅広く活躍。

 市民がどのようなプロジェクトを共有しながらできるか。
デザインの現場よりこういったプロジェクトを紹介できることに感謝します。

デザインの現場からからの提言

武蔵野美大講師をしている。イタリアに4年間居て国連政策に関わらしてもらった。
広告業界で有名なオリビエ・・・(イタリア人)父親は有名なカメラマン、歴史上に残っている。
ユナイッテドクリエイティブ・・・。ベネトン社。過激な写真を広告界に提示。
FABRICA紹介留学4年行く。25人、25歳以下世界中より人が集まっている。力を入れていたのがユナ
イッテドベネットカラーズ。世界の80%の女性が農作業に従事している。キャンペーン化して製作
したもの。人権は50年前に採択されたもの、それ以前は人権はなかった。それを知っていただきたい。
人権啓蒙のキャンペーン国連が企業とやっていけるか事例を示した。国連側は企業と・・・。
大変なこと。国連が企業と組んでいるのがベネトン社だけ。企業と結びつきに市民が何ができるか。
社党で・・問題を取り上げることができるのか。武蔵野美大で製作された作品を見ていただきたい。
カラーズ雑誌テーマを変えてそれについて探求、追及して物の本質を突いてゆく雑誌。
パブリカ(イタリアにある)

本題に入る前に武蔵野美大の作品を見ていただきたい。
身の回りにある問題や・・なるものをビジュアルで・・・グローバルとどう接点があるかを見て
いただきたい。350点一枚5秒で見ていきたい。生活の中でグローバルのものとつながっている。
学生達の意見広告をご覧下さい。こちらの方は解説致します。山のような問題がありそれを解決
できているのか。例えば自分のはしを使う。国連のもっている問題をどのように解決していくか。

本題に入りたい

へそバサミプロジェクトを知っていただきたい。15人のクリエイター集団(カンカクという名称)を
作っている。
国連ミレニアム開発目標をクリエイティブより出来るのではないか。それがへそバサミプロジェクト。
国連ミレニアム開発目標・・・2015年までに達成すべき8つの目標。

現在、どれだけ達成されたかを示す。アジア、オセアニア・・・など。
カンカクは乳幼児に目をつけた。女性は出産で死んでしまう。日本、3940人に一人。アフリカは57人に
一人が死亡する。(出産する本人が)何とか改革をしなくてはいけない。政府が動かない。市民が
動かなくてはいけない。何故? 財源の問題。国連は分担金を払うことで運営。国連ビルの耐震問題。
牧文子氏によってすべての図面ができているが資金ができない。延滞してしまう。すばらしい目標を
掲げながら達成できない。

国連+地場産業(提案)
国連は自立した組織、NGOの援助。それは可能ではないか。
へそバサミプロジェクト。
出生と自立としての・・・。一生に一度しか使わないはさみ。記念として収めていただく。
ハサミを購入してアフリカの一人の人を確実に出産させる。日本のへそにあたる所。長野県飯田市。
地場で作っていこう。地場産業の確立。新しい産業スキームの確立。へそバサミの紹介。国連が支援
することで医者が使ってくれる。少子化110万人の出生。地場産業と国連への支援を行っていく。
地場と国連支援が一度もな。それを達成することによって一つの手段として利用できるのではないか。
          以上    溝垣記